11月までブログ休止します

資格試験の勉強のため、11月中旬までブログを休止します。

場面緘黙治療法アイディア集12

今回は、加点方式で考えるという方法です。 何かできなかったときに自分の頭の中で減点するのではなく、できたときに加点するという考え方です。 たとえば、飲み会で話せなかったことに減点するのではなく、飲み会に行ったことを加点するということです。 ま…

場面緘黙治療法アイディア集11

今回は、「相手がどう思ったかを簡単な図にして示してみる」という方法です。 私は、人と話すとき、相手がどう思うか・どう思ったかを話す前や後に気にしすぎてしまうところがあります。 そこで、まだ実践はしていないのですが、これからやってみようと思う…

場面緘黙治療法アイディア集10

10回目になりました。今回は、「無意識に着目する」です。 緘黙症状が長く続いている場合は、長い間、何らかの思い込みを無意識にしてしまっているということが考えられます。 私の場合は、罪悪感、劣等感、自信の無さなどです。 罪悪感は何で持つようになっ…

場面緘黙治療法アイディア集9

今回は、緘黙の症状として、「最初からできなかったこと」、「後からできるようになったこと」、「後からできなくなったこと」を分けるという方法です。 場面緘黙の症状といっても、人によってできること・できないことは違うと思いますし、同じ人でも年齢に…

場面緘黙治療法アイディア集8

8回目は「質と量の両面からのアプローチ」についてです。緘黙治療には、「ただ場数を踏む」(「量」のみ考える)というのは適切ではないように思います。そのため、「質」にも着目してみようというのが今回のテーマです。 【「質」からのアプローチ】 緘黙の…

場面緘黙治療法アイディア集7

7回目の今回は、「他人を励ます・自分をコーチにつけるイメージを持つ」という考え方です。 もし場面緘黙の症状を持っているのが自分ではなく、(仲の良い友達など)他人だったら、客観的にどんなアドバイスをしてあげられるのかを考えます(場面緘黙の症状…

場面緘黙治療法アイディア集6

6回目は、「他人のオフィスを見る」です。 女性ファッション誌からアイディアを得ました。女性ファッション誌に特有だと思うのですが、誰か(モデルや有名人、一般人)のバッグの中身だったり、スマホの中身だったり、私服だったりが掲載されていることがあ…

場面緘黙治療法アイディア集5

場面緘黙治療法アイディア5回目は、考え方を変える方法です。 場面緘黙の症状は、「場所を変えてみれば、劇的に改善するかも(学校・会社を変えたきっかけで、家と同じように話せるようになるなど)」と思うかもしれません。ですが、ある程度年齢がいってし…

場面緘黙治療法アイディア集4

4回目は、私が独自に考えた(名付けた)「コアコンピタンス療法」というものを紹介します。 「コアコンピタンス」とは、もともとは経営学上の概念で、「ある企業における、競業他社に真似できない核となる強み」のような意味です。これを、場面緘黙の人にも…

場面緘黙治療法アイディア集3

3回目の今回は、『判例百選』ならぬ『反例百選』というトレーニングです。 (法学部の人ならわかると思いますが、重要な判例(裁判所の判決例)を百近く集めた『判例百選』という書籍があります。このトレーニングはそこからもじっています。) ですが、こ…

場面緘黙治療法アイディア集2

場面緘黙治療法を当事者の視点で考えていきます。2回目の今回は、「消しゴム不安解消法」です。 ・「消しゴム不安解消法」…消しゴムでなくてもなんでもいいんですが、手に何か握りながら話すようにする、という簡単な方法です。私はちょっとしたことでも人…

場面緘黙治療法アイディア集1

場面緘黙治療法について、私が考えたものを具体的に紹介していきます。約1年前の記事で、いくつかの治療法アイディアを箇条書きで挙げたのですが、これから一つ一つ具体的に記事にしていきます! ①「グーグルアース法」…(グーグルアースっていう固有名詞を…

「怒りっぽい」を軽減する方法

私は人前で大人しくなってしまっていますが、内心は怒りっぽいです。どうにかして、イライラしやすいのを軽減できないかとずっと考えていました。 そこで、そもそも「怒る」とはなんなのか、考えてみました。 私の言葉でいうと、「怒る」とは、「こうあるべ…

「今ここ」に集中できるーマインドフルネスと料理

マインドフルネスという言葉を聞いたことがありますか。 過去や未来にとらわれず、「今ここ」に集中するためのトレーニングです。 呼吸をしながら、それだけに意識を向けるというものです。 そういうと難しそうですが、途中で雑念が浮かんできたとしても、そ…

【場面緘黙治療】緘黙経験者からみた最も効果的な方法とは

場面緘黙を発症して20年近くたった24歳(社会人3年目)の私が考える、場面緘黙に最も効果的な治療法を挙げてみます。 それは、いろいろな場所で、いろいろな集団の人と会うことだと思います。 私が小学生のときは、①小学校の知り合いと②家族・親戚などの知り…

20年来の不眠が改善!-自分でできる方法4選

私は現在24歳ですが、幼稚園に入る頃くらいから、寝つきが悪い子どもでした。そして、つい数か月前まで、不眠に悩まされていました。 今まで、医師から処方された睡眠導入剤なども利用したことがあるのですが、なかなか副作用も強い(忘れっぽくなる、動作…

財布がない!ー盗難被害に遭ったら…メンタルはこうなる

盗難のような軽微な犯罪でも心は脅かされます。 まず、犯罪として軽いので、もっと重い被害(殺人など)に遭った人のことを思うと、周囲に対し、つらいと言えません。 ですが、私より何十歳も上でも、被害届一つ見たこともない人がいると思うと、「世の中な…

財布がない!ー盗難被害に遭ったら…免許証、キャッシュカード、ポイントカードはどうなる?

就寝中に自宅が盗難被害に遭い、カバンごと持っていかれました。(数カ月前) 盗難は経験されることが比較的多い犯罪だと思いますので、遭ってしまった時の対処法をまとめておきます。 【財布の中身】 〈重要なもの〉 ・運転免許証…再発行というかたちになり…

トラウマには2種類ある!?ーそれぞれの対処法とは3

子どものころ話すのが苦手だったせいで今も自分に自信がない―このような「決定的な一つの出来事があるわけではないけれど、日常的に失敗体験が多く、自尊心が低い」といった状態は「日常的トラウマ」と呼ばれています(ここでは、一般的なトラウマ(狭義のト…

トラウマには2種類ある!?ーそれぞれの対処法とは2

2種類のトラウマとその対処法を自身の体験に基づいて取り上げていきます。 トラウマとして、一般的に思い浮かぶのが、ある出来事をきっかけに起こるトラウマです。(ここでは、狭義のトラウマとします) 【一般的なトラウマ(狭義のトラウマ)と対処法】 私は先…

トラウマには2種類ある!?ーそれぞれの対処法とは

「トラウマ」と聞くと、ある出来事がフラッシュバックするような現象を思い浮かべる人が多いと思います。ですが、トラウマには2種類あり、上記のようなトラウマのほかに、「日常的トラウマ(everyday trauma)」というものがあります。 (H.クリステンセ…

表情が固い人の原因

私も「表情がかたい」とよく言われるのですが、世の中には、人前で簡単に表情を作れない人がいるのです。 場面緘黙の症状がある人は、話せないだけでなく、表情がかたくなることがあります。 「表情がかたい」「楽しくなさそう」と簡単に言わないであげてく…

何をやっても悪者にされる悪魔(スウェーデンの昔話)

「何をやっても自分は評価されない。ほかの人は評価されているのに…」と思ったことはありませんか。 私が子どもの頃読んだ話で印象に残っているものがあります。 「がっかりした悪魔」というスウェーデンの昔話です。 沼に牛が落ちたのを、(何もしていない…

マイナスをプラスに変えた体験⑤

⑤就活アドバイスの学生団体に入ることで下級生・後輩の役に立つ →場面緘黙の症状が今よりひどく、学校で一言もしゃべっていなかった小学校時代、朝は近所の他の小学生と登校班を作って登校していました。そして、私が一言も話さないことを同じ登校班の下級生…

東京本屋めぐり

本屋に行くのが好きなので、都内でこれまでに行った主な本屋を挙げてみます。 本屋ってどこも同じようですが、実は同じ本でもどのような本と近くに並べるか(一冊の本をどう分類するか)などが店によって異なっています。それを見るのが本屋めぐりの楽しいと…

あなたの周りにいる「おとなしい人」

みなさんの周りには、一言も話さないような人がいませんか。もしかしたら、その人は「場面緘黙(ばめんかんもく)」という症状かもしれません。 私もそうなのですが、「家では普通に話せるのに、幼稚園や学校や会社など社会的場面では話すことができない」と…

離れてみれば喜劇

シナリオの勉強を趣味でしているのですが、面白いと思った考え方があります。 「喜劇」は何を持って「喜劇」と呼ばれるのでしょうか? 面白いギャグが入っているから…というわけではないようです。 劇のジャンルを決定するのは「視点」だそうです。 喜劇では…

「ZOO(ずー)っと付き合う」

場面緘黙の人って特有の性格があります。 私にも次に挙げるような性格・特性があります。 毎回いろいろな人に指摘され、嫌になるんですが、その嫌な面(特性)を動物のキャラクターにして客観視してみたらどうかなと思って、やってみました!(心理学的には…

マイナスをプラスに変えた体験④

場面緘黙だけではなく、ある家庭問題にも悩み続けた小中時代。ものすごくつらかったですがそれを「昇華」させた体験があります。 ④社会を変えるため法学・心理学を学ぶことが自分のためにもなる →自分自身が家庭問題で苦労した(具体的な内容はここでは説明…