場面緘黙治療法アイディア集
世の中にはまだ確立された場面緘黙の治療法が少ないように思います。
そこで、私が独自に考えた場面緘黙の治療法を箇条書きで記しておきます。
各治療法の詳細については別途記事を作りたいと思います。
・悩みをなくすための考え方(考え方が楽になる方法)「グーグルアース法」…悩んでいるときは自分のまわりしか見えなくなるが、上の方からだんだん降りてくるように自分を眺めるのがこのトレーニング→1つ1つの社交の場は小さなものでどれもすべて練習みたいなものだと捉える(うまくいかなかったとしても、世界中にはそれを知らない人の方が圧倒的に多い)
・「消しゴム不安解消法」…消しゴムなど手に何か握りながら話す→何かを手に持っていると不安が和らぐ気がする
・「反例法」…人から指摘されたマイナスの部分について、「でも、それに反することもなかったか?」(=長所)をできるだけ具体的に列挙するトレーニング、『反例百選』として出版
Ex)「応用が利かない」:①小~高で塾・予備校に通わず、教材を自分で選んで組み合わせ、教育カリキュラムを考案←この能力は障害克服にも絶対役立つ、②演劇部公演の後の舞台挨拶でとっさに言った一言で笑いを取った
「効率が悪い」:残り時間から逆算してやるべきことを洗い出し、朝の準備を5分で行う
「自分から動けない」…①高校の時にクラスの遊びの集まりを企画した、②寮で近くの部屋の人を食事に誘った
・「コアコンピタンス療法」(他に真似のできない強みを見つけ、それを伸ばす。できることに着目する。)を確立(場面緘黙、吃音、社交不安障害の治療に役立つ想定)
・視覚に訴える場面緘黙…家での字、会社での字を写真などで見せ、こんなに変わってしまうというのをわかりやすく説明
・だんだんに仕様が変更していくアプリのように、だんだんにアップデートしていくイメージで障害を治していく
・他人のオフィスを見ると緊張が緩和するのではないか
・同じ症状の他人を治療する・励ますイメージ(どう声をかけてあげたいか)を持つ
・自分をコーチに付けたイメージを持つ
・「質と量の理論」…質:心理学に基づいた効果的トレーニング、量:1日に何回話しかけるなどの数値目標を立てて実践する
・思い込みを変えるための音読文章を作る
・最初からできなかったこと、後からできるようになったこと(どんなきっかけかも書く)、後からできなくなったことを分ける
・無意識への働きかけ(無意識の罪悪感、劣等感、自信の無さ)
・相手がどう思うかを気にしすぎてしまうのをやめるため、相手がどう思ったかを簡単な図にして示してみる
・自分の性格の嫌な面をキャラクターにしてみる
・話せることメニュー表を作る
・減点方式の考え方を加点方式に変える
・「これをやらなくてはいけない」という平面的なイメージは緊張するので、「何をやっても人は気にしない」という立体的なイメージを持つことでリラックスできる
・マイナスのオペラント条件づけの消去方法探し、適切な行動への条件づけ
・暗示にかける
・魔法グッズを使う(消しゴム、持ち帰り袋)
・靴を脱ぐ