マイナスをプラスに変えた体験②

人前でうまく話せない…場面緘黙をプラスに変えた体験第二弾です。

②高校で演劇部に入り演じる楽しさを知る

→中学までで一言も言葉を発しなかった自分を変えるため、高校は自分を知っている人がいない遠めの場所を選び、かつ演劇部に入部しました。「家では明るく話せるのに、学校だとまるで別人のように話せない」、そんな場面緘黙の症状って、演劇で役やるのに活かせたりしないかな。そう思って、かなり勇気はいりましたが、入部を決めました。日々の練習は場面緘黙(なかなか自分を表現できないのが特徴)の私にとってつらいものでしたが、本番が楽しくてしょうがなかったです。本番では自分の体を通して完全に他者の体験をしているのです。緊張で普段思うように体が動かせないからこそ、他者として舞台で動けるときが楽しすぎる!こんな楽しいことがほかにあるのかと思うくらいのことに出会えました。(場面緘黙じゃなかったら逆に恥ずかしくてできなかったはずですし他者を演じる必要性がなかったはずです。)