トラウマには2種類ある!?ーそれぞれの対処法とは
「トラウマ」と聞くと、ある出来事がフラッシュバックするような現象を思い浮かべる人が多いと思います。
ですが、トラウマには2種類あり、上記のようなトラウマのほかに、「日常的トラウマ(everyday trauma)」というものがあります。
(H.クリステンセンが提唱)
これは、日常的に失敗体験や脅かされるような体験をしやすいことを意味します。神経生物学的な問題をもつ子ども(おとなしい子ども、繊細な子どもなど)が機能レベルを超えるようなことを周りから要求され、それに応じることができないこと(例:学校でほかの子どもと会話できないなど)を指します。
私はこの2つのトラウマへの対処には、別の方法でアプローチすることが適切ではないかと考えます。
次の記事では、具体的な対処法を示していきます。
参考:かんもくネット『場面緘黙Q&A』(学苑社、2011年)