場面緘黙治療法アイディア集6

6回目は、「他人のオフィスを見る」です。

女性ファッション誌からアイディアを得ました。女性ファッション誌に特有だと思うのですが、誰か(モデルや有名人、一般人)のバッグの中身だったり、スマホの中身だったり、私服だったりが掲載されていることがあります。(女の人は、ほかの人がどうしているかが気になったりするからですかね?)

そして、カバンや仕事グッズの一緒に、仕事の様子(一日の仕事の例)なども掲載されていることがあります。私も自分の仕事のことだったら、考えると緊張してしまうものです。ですが、こういう記事を読んでいるとき、他人の仕事は自分が当事者ではないので、(当たり前ですが、)そんなに緊張せず、読みものとして読むことができてしまいます。

緘黙傾向がある人は「(自分の)仕事場=緊張」になってしまいがちですが、他人の仕事場は緊張の対象ではないですよね?同じように、「自分の仕事場も誰かにとっては緊張の対象ではない」と考えると楽になるのではないかと思いました。